保険診療でのがん遺伝子パネル検査が適応ではない患者さん、より詳しい検査をしたい患者さんには自費診療も紹介しています。
現在、当院で行っている自費診療のがん遺伝子パネル検査は4種類あります。
ヒトのほぼ全ての遺伝子 (約2万種類)を、がん組織と血液 (もしくは口腔粘膜)の両方で調べます。PleSSision-Panel検査では見つけられない遺伝子変化の情報を得られる可能性があります。
がんに関連した216遺伝子について、がん組織と血液 (もしくは口腔粘膜)の両方で調べます。病理医が精度管理することにより、がんの組織から採取した検体が少量の場合でも遺伝子解析が可能です。
がんに関連した744遺伝子について、血液のみで調べます。がん組織が不要であることと、検査結果が早くわかることが特徴です。
血液中の血中循環腫瘍DNAから、がんの遺伝子変化を検出するシステムで、肺がん・大腸がん・乳がんの根治切除後の再発予測に用いられる検査です。
PleSSision検査について詳しく知りたい方は、がん遺伝子解析サービス導入事例インタビューもあわせてご覧ください。
受診希望の方はかかりつけの先生にご相談の上、ご予約ください。
固形がん全般:水曜日午後、肺がん:金曜日午後
お問合せ先 : 3号館3Y予約受付(03-5363-3858)
(電話受付時間 : 病院診療日の8:30-17:00)
指定された日時に
「慶應義塾大学病院 がんゲノム外来」にお越しください。
医師により検査の説明を行います。
初回受診時に病理検体が揃っている場合は、検査説明と同時に検査同意の手続きを進めることができます。通院の負担を軽減するため、検査を希望する方は病理検体を可能な限り事前に郵送していただくか、診察日に持参していただくようお願いします。かかりつけ医には、こちらの書類をダウンロードしてお渡しください。
検体送付・受領書(送付表)
自費診療用
検査に同意される場合は同意書にご署名いただきます。
採血または口の中(口腔粘膜)の細胞を採取します。
検査を開始します。
検査申し込み日より3~8週間後にがん遺伝子パネル検査の結果説明を行います。